「うたと音楽の力」で地域社会を築く       ~楽しく参加できる「通いの場」の創出「DXエルダーシステム」~                                                                                               

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日時:令和3年5月28日 PM1:00~3:00

場所:会派室

概要:                               「うたと音楽の力」で地域社会を繋ぐことを目指して、カラオケ機能に高齢者の介護予防(フレイル対策)と健康増進プログラムを搭載した「DXエルダーシステム」に関する説明と意見交換

第一興商:高林部長(取締役営業)、浜チーフ(営業部開発)

1.第一興商の会社概要                       「もっと音楽を世に、もっとサービスを世に」を社是としている。      ・所在地:東京都品川区北品川(1973年設立)
・従業員 1,864名(グループ全体 3,506名)
・事業内容:カラオケ・飲食店舗事業、業務用カラオケ事業、音楽ソフト事業、BGM事業、WEB事業

2.「DXエルダーシステム」について
カラオケを活用して、「うたと音楽」を楽しみながら継続することで効果的な介護予防(フレイル対策)や健康増進を目的としたプログラムを提供するシステム。
・カラオケ機能に加えて、50種類以上の様々なプログラムを搭載して介護予防や機能訓練をサポート。
・エルダーシステムに搭載されたプログラムを効果的に提供する為に専用スタッフ(インストラクター)の養成を行っている。(現在全国に約180名)
・エルダーシステムは、既に約25,500箇所に導入されている。また、DXエルダーシステムを活用した介護予防教室も自治体と連携して行われており、全国59自治体で約3,600回実施されている。
・近隣では、松本市で「スポーツボイス大学院」の事業委託(2016年度~)を受けて、ボイストレーニングの教室を開催することで、発声練習をして筋力トレーニングを実施。健康づくりや介護予防に繋げている。
・DXエルダーシステムは基本的にリース(約3万円/月)により貸与している。操作は、地域のインストラクターが対応するようにしている。(有料によるインストラクターの派遣も可能)
・現在、岡谷市も諏訪湖ハイツやウエルワーク等に導入されている。また、小井川区にも導入済。

3.感想
 カラオケの第一興商が取り組んでいるカラオケを活用した健康づくりや高齢者のフレイル対策となる「DXエルダーシステム」についてであったが、既に、岡谷市でもいくつか導入されて活用されており、今後、このエルダーシステムを操作していく地域インストラクターの養成にも取り組んでいくことでシステムの普及をしていきたいとのことでした。
カラオケという誰もができる、特に、高齢者にとってなじみ易いコンテンツをフレイル対策や健康づくりに活用していくという取組は、非常に面白い取組であると思うと共に、今後普及していく可能性も高いのではないかと感じた。