空き地・空き家を活用した防災備蓄・コロナ対策                  ~社会問題を解決する「HIRAMEKI」の提案~                          

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日時:令和3年5月28日 AM10:00~12:00

場所:アイ・コーポレーション 「sonae」

概要:                                              ㈱アイ・コーポレーションの事業となるリサイクルされたコンテナを防災倉庫、ショップ、オフィスやガレージ等の用途に向けてリノベーションした「HIRAMEKI」と防災関連グッズの販売、防災・防犯の情報発信及び防災教育に向けたステーションとなる「sonae」の現地視察とそれらの紹介及び意見交換を行った。

㈱アイ・コーポレーション:花岡社長、宇佐美部長(リノベーション)

1. ㈱アイコーポレーションの会社概要
「愛と創造そして感動から夢実現」を経営理念としている。
・所在地:長野県岡谷市川岸東(1875年設立)
・資本金:4,000万円(従業員164名)
・事業内容:ビルメンテナンス事業、環境リサイクル事業、ダストコントロール事業、リノベーション事業、まちの便利屋事業、クリーニング事業

2.「HIRAMEKI」について
 リサイクルのコンテナを防災倉庫、ショップ、オフィス、ガレージ等に向けてリノベーションして、販売している。用途に応じて、窓、ドア、断熱及び空調等の設備を付加している。

<仕様及び構成>
 a)防災コンテナ備蓄セット:12ftJR貨物コンテナ(W3,715 x D2,450 x H2,500) 385万円(税込み)
   4方向断熱+ソーラーパネル非常用電源システム*20人3日分非常食+災害時・避難時生活用品
 b)防災コンテナ備蓄セット:20ft海上コンテナ(W6,058 x D2,450 x H2,591)) 550万円(税込み)
   4方向断熱+ソーラーパネル非常用電源システム*50人3日分非常食+災害時・避難時生活用品
 ※平時は「地域コミュニティ」としての活用も可能。
 c)感染症トリアージルーム+防災コンテナ:内外装加工費込み:250万円(税別)納期:4-5週間
 d)可動ショップ又はオフィス:
   其々の用途に向けてコンテナをリノベーションする。

・重量が重く、設置にはユニック又はクレーンが必要であり、移動も専用  キャリアが必要となる等、設置方法に関しては、課題がある。
・防災コンテナと平時における地域コミュニティの用途を合わせ持つことは、逆に位置付けが曖昧となってしまい、本来の商品価値を損ねてしまう可能性があるのでは?
・設置が大変とはいえ、可動できる物件ということで捉えれば、特に、公園や湖岸、海岸等の建造物に制約がある場所での用途にかなり需要がある可能性がある。

3.防災ステーション「sonae」について
 防災関連のグッズを展示販売している防災グッズ専用ショップ。防災に関連したワークショップも併設して、防災・防犯に関する情報発信や、教育・学習の場として、セミナーやイベントを実施している。
– 避難所避難用の防水バックパック 【非常持ち出しセットA】
– 在宅避難用・車中拍避難用の3WAYオレンジキャリーバッグ 【一人3日分非常食セット】
– 職場用・車載用の2WAYショルダーバッグ 【非常持出セット】
※防災グッズとして、紐を編んでリストバンド(笛付)を各自で作成するワークショップを体験した。

4.感想
 コンテナショップに関しては、リサイクルのコンテナ(JR貨物、海上貨物用)を再利用することで、コストを抑えながらも、窓や断熱やインテリア及び空調等を備えることで、アピール度の高いコンテナショップになっていた。移動や設置等が大変ということがあるが、機能的、デザイン的には、簡易タイプのプレハブよりも強固であり、使い勝手もいいように感じた。
 防災倉庫としては、逆に、簡易タイプの倉庫等もあるので、コスト的な面から競争力があるのかどうか疑問でもあった。 また、防災倉庫とショップとの兼用は、そもそも用途が異なっており、一緒にすることは多少、無理があるように感じたが、コンテナショップ、防災倉庫ともリサイクルのコンテナの活用という面からは、今後の可能性に大きなポテンシャルを感じた。