日時:令和4年7月27日(水) AM:10:00~12:00
場所: 長野県小諸市 長野県動物愛護センター
長野県で唯一の動物愛護センター(ハローアニマル)の施設及び事業概要及び人と動物が共生する社会について視察した。
概要:
ハローアニマルは、人と動物が共生する潤い豊かな社会を目指して、平成 12 年 4 月 1 日に 小諸市に開設しました。設置・運営は長野県、敷地面積 18,619 ㎡、延床面積 2,635 ㎡、建 設事業費 1,934 百万円。所長の下で、そうだん課とふれあい課があり、獣医師 6 名、事務 3 名、会計年度任用職員 3 名の計 12 名で運営されています。
施設は、普及啓発棟(多目的ホール、ふれあいルーム、レクチャ―ルーム、アニマルシア ター、図書館など)、飼養管理棟(パピールーム、ねこのプレイルーム、グルーミングル ーム、観察室、隔離室、診察室、手術室、細菌検査室、事務室など)、屋外施設(やぎ飼 養棟、屋外トイレなそ)、駐車場(普通車 50 台、大型バス 5 台)。
ハローアニマルは、動物について学び、ふれあいを通じて命の大切さや相手を思いやる気 持ちを育み、人にも動物にもやさしい社会を作ることを目指しています。また、処分施設 を併設しない、動物愛護に特化した施設です。
事業体系は、動物愛護管理推進計画の進行管理や災害発生時の動物救護活動の拠点施設で す。動物愛護・適正飼養の普及啓発、動物福祉、動物介在活動、広報啓発、人材育成、調 査研究です。
感想:
平成 6 年から令和 3 年までの、犬猫の保護・引取り、譲渡・返還等の推移を見ると全国平 均と比較し大きな成果を挙げています。
地域猫の対応、災害時の同行避難等のポイントについても獣医である小平課長からポイン トをお伺いしました。
動物ふれあい教室、出前教室、学校飼養動物支援、職場体験、困難を抱える子ども の動物介在活動による支援、高齢者・病院に対する動物ふれあい訪問の活動など動 物と触れ合うことで人の心が癒され、命の大切さを学べる素晴らしい施設と感じました。県施設であるハローアニマルと連携し、人と動物の共生できる岡谷市を目指していきたいと思います。